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11月10日(日)晴れ
朝から海面がざわざわし始める。午前9時のスキッパーズミーティングの時点で、強さは10mphに達する。
沖の方にも、白波が立ち始め、いよいよレースが確実になった。選手達は道具のセッティング、調整に忙しそうだった。やはり、貿易風の神様は、必ず裏切らなかったようだ。
下の風のグラフをみていただけばわかるのだが、10時をすぎる頃には、風は15mph近くまで達っした。。予定通り10時半、Aステージのヒート1がいよいよ始まった!みんな緊張して見守った。記念すべき第1回の、マリアナスカップの、第1ヒート。全てがここから始まる緊張の一瞬だった。ホーンと共に、ビーチスタートを切る選手達。感動の瞬間だった。

第1ブイが思ったよりも、近くにあり、だんご状態で、突っ込んでいく。予想通りの、混戦デットヒート!観客のボルテージも一騎に加速してきた。おまけに今日は日曜日、マイクロビーチを含むアメリカンメモリアルパークでは、ローカルの人たちがBBQを行ったり、家族連れなどが歓声をあげ、応援をし、かなり盛り上がっていた。
順調に、次々とヒートをこなしていった。まあ、多少風も上がったり下がったりだが、十分の風だった。しかし、その中で、何故かマスターズのクラスのヒートになると、風が更に、一気に上がってくるのが不思議だった。富田パワーの神風だろうか?
強行スケジュールの中で順調にスケジュールをこなしていった。しかし、各選手はやはり疲労を隠せない様子だった。各自ヒートが終わると、もう次のスタンバイをしなければならない状態で、ゆっくり体を休めるひまもなかった。しかし、そのときのみんなも笑顔がこぼれて、本当に楽しそうだった。風がある!みんなと走れる!こんなあったかいところで、プレーニングできる。それだけでよかた。みんな幸せだった!みんな一生懸命、無我夢中だった。かけがえのない時間だった。
Cステージが終わったところで、昼休みとなる。ひとときの休憩。各自、体を癒していた。腹が減ってはいくさはできぬと、たらふく食べる選手、飯はそこそに、練習に出艇する選手、いろいろだった。
そして、昼は瞬く間に過ぎ、いよいよ午後1時30分、後半Dステージが再開された。また風は上がってきた。
これは、絶対今日で成立するだろう!誰もがその思いに確信を持っていたようだ。ここまでくると、あとは自分との戦い。ここにいるみんなに、5ヒートのチャンスが与えられている。その全てを、自分自身が納得できるレベルまでいかにもっていけるかにかかっている。気を抜いちゃいけない。がんばるのみである。

そして、午後3時、遂に全ヒートが終わった。猛スピードで駆け抜けた2日目だったが、何とか成立までこぎつけることができたようだ!みんな満足だった。やっぱり吹いた!よかったよかった!
しかし、まだ時間があるぞ!富田さんとコミッティーは、ファンレースを最後に決行!商品も出るという!みんな歓声に沸いた!「よ〜し、もうひとがんばりだ!」
コースは、全く一緒。平均5〜6人のスタートのコースに20人以上が一斉にスタートするのだから、これは見ごたえがあった。最後をしめくくるには、格好の舞台だった。
そして、第1回マリアナスカップは、みんなの笑顔と、がんばりのの中で、大成功で終わりを告げたのだった。 みんなの合言葉は、「また3月にまた会おう!」「3月まで、猛特訓だ!」「今度は負けんぞ!」3月のミクロネシアオープンに向けて、目を輝かせていたのだった。
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